私は、明治時代からの薬局に嫁いできてから40年間引き継いできました。
嫁ぐ以前のたんぱ薬局は、注射やお薬を医者に卸す薬問屋で、丁稚が薬箱を担いで、自転車や汽車で運ぶ一方、その頃から処方箋でお薬を出していたそうです。
昔の人は元来丈夫だったので、体調が悪くても寝て治し、寝ていることが出来ない人は、薬で症状を抑えてとにかく仕事にも学校にも行きながら、そのうち自然治癒力で治してしまったものです。ところが平成に入った頃からは全体的に人々の体が弱くなり、薬の副作用で亡くなったり重症化して治らなくなったりしてきたため、特別な場合を除き症状を抑えつける働きの、一見すると効き目が良いと思われた注射や坐薬が使用禁止となりました。
そんな中、学生時代から関心のあった漢方で治らないかと勉強し漢方薬を処方し試行錯誤しておりました。
しかし、効果に個人差がある現状を目の当たりにし、また漢方の大家の大塚敬節先生でも漢方薬だけで完治させられるのは割に少ないと知り、漢方薬だけで治すことに限界を感じ始めもしました。
一方、平成4年に伊豆下田での気功師養成講座に参加した時に視界が開けた感じを覚えたのです。
そこは気功の講習会だったが、朝食は具だくさんのお味噌汁や梅干、昼食は少量の玄米菜食弁当、夕食は少量の野菜を添えたうどんかそばのみを食すと言うものでした。
気功の効果もあると思いますが、1週間程でアトピーや難病の方の症状が改善されていくのを見て、少食と玄米菜食による自然治癒力のおかげであると思いました。
体を作るのは食から、の基本に立ち返るべく、石塚左玄や桜沢如一の著書を読み進めるうちに、この考えを受け継いでいる「東城百合子さん」「若杉友子さん」「岡部賢二さん」の考え方と合致すると思い、周りの皆さんや来店者の方にも紹介するようにしました。
赤ちゃんでない限り飽食の時代の病気の原因は自分にあるということを学校で教えてほしいとも思いながら、日々来店者の方と向き合っています。
和食が世界遺産になって世界中で注目されているのに、その発祥の地の日本で玄米や雑穀米に具だくさんのお味噌汁と梅干とお漬物という和食が忘れられていく矛盾・・・
当店では、腹七分、良く噛む、よく歩いていつも感謝で病気を寄せ付けない、かかってもすぐに治しましょうと皆さんに説きながら、万が一病気になってなかなか治らない方のお手伝いをする商材と手当ての仕方がたくさんあります。
「あなたの治る力を応援します!」
ご来店をお待ちしております。
所在地 | 〒932-0217 富山県南砺市本町4-1 TEL:0763-82-0011 TEL:0763-82-0011 |
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アクセス | お車の方 砺波インターより 車で10分 バスの方 高岡駅より砺波経由庄川町小牧堰堤方面 井波庁舎前下車すぐ |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日曜、祝日 ※相談には2時間ほどかかりますので、ご来店の際は事前にお問い合わせください。 |